クローズアップ
訪問診療への取り組み
[更新日2019年4月1日]
診療から緩和ケア、看取りまで、地域に寄り添う在宅医療をサポートします。
診療から緩和ケア、看取りまで、地域に寄り添う在宅医療をサポートします。
1981年の開院間もない頃から訪問診療を行ってきた当院が、「在宅診療部」を立ち上げたのは2010年。
定期的に訪問診療を行っている患者さんは徐々に増え、現在は約190人をサポートしています。
診療から緩和ケア、看取りまで、在宅医療のこれからについて、地域の医師とも連携し、より良いかたちづくりを目指しています。
1981年の開院間もない頃から訪問診療を行ってきた当院が、「在宅診療部」を立ち上げたのは2010年。
定期的に訪問診療を行っている患者さんは徐々に増え、現在は約190人をサポートしています。
診療から緩和ケア、看取りまで、在宅医療のこれからについて、地域の医師とも連携し、より良いかたちづくりを目指しています。
苫小牧市の西側をエリアに24時間対応も可能
苫小牧市の西側をエリアに24時間対応も可能
当院は、在宅療養支援病院として複数の医師、看護スタッフなど多職種で協力して訪問診療にあたっています。
苫小牧市の西側を中心に、必要な患者さんには24時間対応で在宅医療を提供。
高齢などで通院が難しい患者さんをはじめ、ALS(筋萎縮性側索硬化症)、筋ジストロフィーなどの神経難病の方の在宅療養の支援にも関わっています。
苫小牧市の西側をエリアに24時間対応も可能
苫小牧市の西側をエリアに24時間対応も可能
病院から出て患者さんのご自宅や住んでいる地域に行ってみると、いろいろな問題が見えてきます。
患者さんを病気だけで見ているとわからないことが多く、街や人々の生きてきた歴史、「ものがたり」を大事にしたいと思っています。例えばご年配の方の人生を共感する、どんな時代を生きてどんな苦労をしたかを聞き、学ばせてもらうことが大切です。患者さんの「ものがたり」をしっかりうかがい、患者さんを理解し、お互いの良好な関係を築くよう心がけています。そういうアプローチを今後も大切にしたいと思っていますし、続けていきたいと思います。
患者さんはもちろん家族にもアプローチ
患者さんはもちろん家族にもアプローチ
この地域には在宅医療に対するニーズはありますが、今まで看取りの文化としては根付いていませんでした。
2017年に「とまこまい医療介護連携センター」が開設され、これから在宅で看取るような地域文化がスタートしてゆくのだと思います。
当院の在宅看取りは、少しずつ増えています。在宅で最期を迎えたい希望があっても、どうしたらいいのかわからないままに多くの人が亡くなっている今、そこにお役に立てればと思っています。
これからの多死時代は在宅や施設で看取らなければならない社会、今はその準備の時期。実際に家で看取った方は、そうできて良かったという声が多く、今後もそのサポートを続けてゆきます。
在宅診療部長 内科医長伊賀 勝康 (いが かつやす)1996年、旭川医科大学卒業。 |
訪問診療をお考えでしたらまずはお気軽にご相談ください
訪問診療をお考えでしたらまずはお気軽にご相談ください
医師・看護師が通院困難な方の自宅を訪問し、治療や薬の処方、相談などを行います。
訪問診療に関する相談、問い合わせは在宅診療部が受け付けますので、まずお電話ください。
外部の医療機関などからの紹介にも対応しています。
[訪問診療の対象となる方は]
- 高齢で寝たきりや歩行困難などの理由で通院が困難な方
- 自宅での療養を希望される方
- がん、心不全、呼吸不全、腎不全などの終末期、難病、重度障害者などで通院困難な方
- 病院から退院した後のケアが必要な方 など
[訪問診療開始までのながれ]
ご相談・お問い合せ
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勤医協苫小牧病院 在宅診療部 |
TEL:0144-56-9100(直通) |